【見た】アデル、ブルーは熱い色
1人で映画を見るのは、そんなに多くはないけど
数年前から気になっていた映画をやっと見た。
確か一時話題になっていたかと。
フランスのレズビアンを題材にした恋愛映画だ。
史上初の監督以外2人の主演女優にもカンヌ国際映画祭でパルムドールが授与された。
また、7分という長いセックスシーンが物議を醸したものでもある。
【あらすじ】
教師を夢見る高校生アデルは、運命的に出会った青い髪の画家エマの知性や独特の雰囲気に魅了され、二人は情熱的に愛し合うようになる。数年後、念願の教師になったアデルは自らをモデルに絵を描くエマと一緒に住み、幸せに満ちあふれた毎日を過ごしていた。しかしエマの作品披露パーティーをきっかけに、二人の気持ちは徐々に擦れ違っていく。
【感想】
すごく良かった。平凡な言い方になるが約3時間ある映画だと思えなかった。
アデル、エマそれぞれの価値観、育った環境、生き方、もともと違うものが一緒に生活していく中で、交わることなく離れていってしまうのを見て心がぎゅっとなった。
なにより、映像がとても綺麗。
美術や映像に詳しくない私でも思うくらい最初から最後まですごく綺麗。
色んな映画でセックスシーンはあるけど、こんなに綺麗と思ったのはこの映画が初めて。
あとは、LGBTに対する考え方が変わるかも。
改めて、恋をするのに案外性別は関係ないなと。
最後のシーンを前向きに捉えるか否かは人次第だが、私は前向きに捉えました。
ちょっと日が傾きかけた夕方から夜風が心地良い夜にどうでしょうか。
お時間あるならオススメです。